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特別区経験者採用の試験対策③ ~職務経験論文、課題式論文~

更新日:

前回の記事に続き今回は、わたしの経験を元に、特別区採用試験の1次試験(教養・論文)
の内、
論文試験について、具体的な対策まとめました。

 

 

これまでの仕事経験の棚卸

前回の記事でも触れましたが、職務経験論文を書く前に
自分のこれまでの仕事経験の棚卸をすることが必須です。

 

仕事経験の棚卸は、次のような手順で進めてください。

①自分のこれまで経験した業務を全て洗い出す

 例:○○製品開発(1年半)、△△製品保守(1年)、□□の営業(1年)

②①の業務について、それぞれ成功経験、失敗経験、苦労した経験を書き出す

③②の内容について、それぞれ以下のことを書き出す

 ・成功経験…どのような工夫で成功につながったか

 ・失敗経験…何故失敗し、何を学んだか、次は何に気を付けるか

 ・苦労した経験…どんな課題があり、どんな対策をとって乗り越えたか

 

上記の手順で棚卸された内容が、職務経験論文を書くための材料となります。

自分が実際に経験し、学んできたことを書いて、文章に説得力を持たせることができます。

 

2019年度より、特別区経験者採用の受験資格年齢幅の拡大に伴い、
論文試験も厳しくなる可能性があります。

詳しくは以下(↓)の記事をご覧ください。

関連記事:【2019年度】特別区経験者採用の変更点と対策

 

職務経験論文の対策

職務経験論文は、毎年何か一つの業務に関するテーマが決められて、
「○○について、あなたの職務経験を踏まえて論じなさい」という形式で出題されます。

 

文章の構成・文字数の目安としては、以下のようにすると良いでしょう。

1.これまでの職務経験:150文字程度

(例)私がこれまでに従事した業務は~である。

2. 要旨(言いたい事の要約):150~300文字程度

(例)○○については、~が重要だと考える。

3.具体例(仕事の経験等)・意見:825~1050文字程度

(例)以前○○の業務に携わった際、~という経験をした。
そのとき私は~の対策をとった。

4.結論・まとめ:150~250文字程度

(例)上述したように、○○においては~することが大切である。
今後の~にも役立てていきたい。

 

次に、過去に出題されたテーマを見てみましょう。

[平成30年度]

職務を進める上での【課題解決に向けた取組】について、
あなたのこれまでの職務経験を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

[平成29年度]

業務執行上の【リスク対応】について、あなたのこれまでの職務経験
を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

[平成28年度]

職場における【創意工夫】について、あなたのこれまでの職務経験を
簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

[平成27年度]

職場における【個人情報管理】の重要性について、あなたのこれまで
の職務経験を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

[平成26年度]

仕事を進めていく上での【チームワーク】の重要性について、あなた
のこれまでの職務経験を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

[平成25年度]

仕事における【コミュニケーション】の重要性について、あなたのこれまで
の職務経験を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

[平成24年度]

仕事を進める上での【スケジュール管理】について、あなたのこれまで
の職務経験を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

 

わたしは上記に関連した4つのテーマ、
「創意工夫」、「情報管理」、「チームワーク」、「工数管理」
を選択して、書く内容を準備し、当日の試験(リスク対応)では、
「チームワーク」で準備した内容をアレンジして書きました。

 

いくつかのテーマについて、あらかじめ準備をしておけばどんなテーマが
出たときも、準備していた内容のうち、どれかを
アレンジすれば対応できます。

 

課題式論文の対策

課題式論文については、行政に関するテーマについて論じなさい、
という形式で出題されます。

 

こちらも、文章構成は、次の形式を参考にして書いてみましょう

1.要旨(言いたい事の要約):225~300文字程度

(例)○○については、~が重要だと考える。

2.具体例(自分の経験等)・意見:1050~1125文字程度

(例)以前○○のイベントに参加した際、~という経験をした。
私は~が重要な点だと感じた。

3.結論・まとめ:75~225文字程度

(例)上述したように、○○においては~することが大切である。

※文末は~である。~だ。という形で統一しましょう

 

さて、過去に出題されたテーマを見てみましょう。

[平成30年度]

1  行政運営の効率化と信頼性の確保について
2  区民への情報発信のあり方について★

[平成29年度]

1  区政運営における区民との協働について★
2  最少の経費で最大の効果を生む区政運営について

[平成28年度]

1  区民ニーズの把握と施策への反映について★
2  グローバル社会の進展に伴う行政運営のあり方について

[平成27年度]

1 行政におけるコンプライアンスについて
2 地域イベント開催にあたっての住民要望の調整について★

[平成26年度]

区民から喜ばれる行政サービスの提供について★
2 地域社会に必要とされる公園のあり方について

[平成25年度]

1 住民サービスとそれ関わる経費について
区民の声を生かした政策形成について★

[平成24年度]

1 民間的な発想を生かした行政運営について
住民と一体となった活力ある地域づくりについて★

 

課題式論文については、とても簡単です。

★マークをみると、どの年も必ず「住民参加」に関わるテーマが出題されています。

つまり、「住民参加」1つだけに絞って準備しておけばよいのです。

これについてもネタ作りのために、入りたい行政のイベント等に何か
参加してみるのは良いと思います。

わたしも、自分の志望区で開催された住民向けの説明会に参加し、
その内容を論文にも書いています。

 

平成30年度の「区民への情報発信」だけは若干、これまでとは違って
住民からの意見や要望の抽出のエッセンスが含まれていない
気はしますが、基本的には住民参加を少し改編した内容で書けばよいと思います。

 

区役所では、特に区民への対応、要望抽出、説明などの機会が多くあります。

(建築関係の部署ならば、民間事業者との調整が多いですが)

そのため、できるだけ区民からの要望を正確に抽出し、区民に寄り添った
サービスを展開していく必要があります。

論文でも、そういった観点を踏まえて書いていけば良いと思います。

 

まとめ

1.まずは、自分のこれまでの仕事経験の棚卸をして、論文のネタ作りをしましょう。

2.文章の構成は、要旨→具体例・意見→まとめ という流れでまとめれば問題ありません。

3.職務経験論文はいくつかのテーマ、課題式論文は住民参加のテーマを選んで、準備しましょう。

 

2019年度より、特別区経験者採用の年齢枠が拡大されます。

論文試験の採点もこれまでより厳しくなる可能性があるため、
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