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特別区経験者採用の試験対策

更新日:

この記事を見ている皆さんは、特別区試験を受けることを決意した人かと思います。

しかし、具体的にどういった試験対策をすればよいの?と思っていませんか?

この記事では、教養、論文、面接試験対策の進め方を詳しく解説します!

 

I類・経験者どっちで受けるか?

現在、既に社会人として働いている人は、I類・経験者1級・2級のどれかを受けることができます。

I類の場合は、年齢制限が31歳(採用年度末時点)と制限されているため、
受験資格があるかどうかは、採用ページで事前に確認しましょう。

 

2019年度より、経験者採用の内容が大幅に見直されることが、公表されました。

経験者採用枠は1級職、2級職ともに受験資格年齢の上限が、59歳までに拡大されます。

 

経験者1級職、2級職で受ける場合、マーク試験は教養のみで、専門はないため、勉強の負担はかなり少なくなります!

因みに経験者採用の場合、1つの会社で(1級職なら)4年以上務めた実績がないと受けられません。

 

また、経験者採用はI類(一般方式)よりも採用枠は少なく、募集予定枠の無い区もあります。

募集予定人数が記載されていない区でも、社会人枠で採用している場合がありますが、
もしどうしても入りたい区で、社会人採用の募集枠がない場合は
I類で受験するという選択もあります

 

もう一つ注意点としては、これまでは経験者1級職の受験資格は28歳~31歳までの4年間だけだったのが、
2019年度からは59歳まで受けられるようになったので、倍率はかなり上がると思います。

それを考えると、専門試験の勉強時間も取れるような人であれば、I類で受けた方が受かりやすいかもしれないです。

当然のことながら、専門試験があると、幅広い科目の勉強が必要となる上、
学生(新卒)の受験者たちとも競わなければいけないため、負担は大きくなります。

普段仕事をしている社会人が、勉強の時間がたっぷり取れる大学生と競うのは、少し分が悪い気はします。

ただ、実際にわたしの同期の中には、社会人経験があっても、I類の受験枠で
入っている人はたくさんいるため、I類で受験する人も諦めずに挑戦しましょう!

 

あとは、入庁した後の話になりますが、I類採用と経験者1級採用では、昇格のスピードは違います。

I類採用の場合、主任に昇格するのは最短で5年後、経験者採用の場合は3年後になります。

まあ、昇格なんてどうでもよい、という人であれば、気にしなくてよいですね。

 

色々と言いましたが、まとめるとこんな(↓)感じです。

※受験資格があること前提です

I類で受けた方が良い人

・専門科目の勉強時間が取れる

・入庁後の昇格スピードは気にしない

経験者で受けた方が良い人

・普段忙しくて、専門科目の勉強時間は取れない

・入庁後、早く昇格したい!

 

次に、1次試験の具体的な対策をお話しします。

 

1次試験の教養対策

1次試験の教養はマーク式の問題となっており、内容としては、全35問で以下のようになっています。

 ①知能分野(24問)…文章理解(英語含む)、判断推理、数的処理、
資料解釈及び空間把握

 ②知識分野(6問)…社会事情

 ③知識分野(15問中5問選択)…人文科学、社会科学及び自然科学

 

1級職と2級職の場合、筆記にそこまで力を入れる必要はありません。

何故なら、教養は足きりに過ぎず、ボーダーは3割程度と言われています(2018年度時点)。

つまり、35問中11問程度解ければよいのです!

まあぶっちゃけ余裕です。

少し余裕をもっても、15問程度の正答を目指すとよいでしょう。

 

マークは5つの選択肢から選ぶため、適当に選んで確率的には2割(7問)は正解できます。

そのため、残り4問~8問程度を正解を増やすレベルでの勉強をすれば問題ありません。

この教養は足きりのみで、1次試験の点数及び最終合格時の点数(順位)
には影響しないため、
如何に時間をかけずにボーダーより少し上の点数をとるかが重要となります。

 

わたしの場合、②、③の知識問題は捨て、全く勉強していません。

勉強していなくても、1-2問程度は正解できるだろうと考えました。

そして、①の知能分野のみ、問題集で対策をとりました。

 

要するに、①~③の中で、自分の得意とする問題の対策のみに力を入れて、11問以上の正解を目指せばよいです。

ただし、うっかりボーダー以下で不合格!?とはならないレベルで頑張って勉強しましょう。

 

あと、注意点としては(わたしだけかもしれませんが)、案外問題を解く時間がありませんでした。

のんびり解いていると、すぐに時間になってしまったので、よく分からない
問題や、
捨てる問題などは適当にマークして、次に進んだ方が良いでしょう。

特別区のサイトに過去問が公開されているので、必ず一度は解いてみてください。

 

教養試験対策に役立つ問題集

実際にわたしが教養試験対策に使った問題集を紹介します。

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●公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 文章理解・資料解釈 

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これだけです!(といっても、ボリュームはそれなりですが)

因みに文章理解・資料解釈は、必修問題のみ解けば十分です。

わたしはこの3つの問題集を夏休み期間2週間を使い、一気にこなしました。

 

正直にいうと、教養試験はここまで力を入れなくてもよかったな、と思っています。

ただ、足きりボーダーごときで不合格になるわけにはいかない!
という思いから、それなりの対策をしました。

 

因みにI類で受ける人は別です。専門科目もあり、ボーダーも経験者採用ほど低くないかと思います。

もし、自分で勉強するのが苦手な人は、公務員対策講座などを申し込んで見ると良いでしょう。

公務員試験はかなり長い期間であるため、中々モチベーションを保ち続けるのが難しいかもしれません。

わたしは、入庁後の楽しい生活(妄想ですが)を思い浮かべて、モチベーションを高めていました。

皆さんもそういった、合格後の素晴らしい未来を想像しながら、是非試験勉強を頑張ってください!

 

ともかくまずは、1次試験を通過することを目指さなければいけません。

今までの倍率をみると、1次試験よりも、2次試験の方が合格倍率が低くなっているため、1次試験は、1番大きな関門となりそうです。

ここでしっかりと勉強しておくことで、特別区合格へのゴールが一気に近づくでしょう。

 

論文試験のポイント

特別区採用の第一関門である論文試験!

どのように勉強していけばいいか、分からない人も多いのではないでしょうか?

特に社会人の方は、論文なんて卒業論文以来だ…という人も多いと思います。

 

大丈夫です!難しく考える必要はありません!

いくつかのポイントを押さえて対策をとれば、問題なく合格ラインを突破できるでしょう。

 

論文を書くときのポイントとしては、たった4つです。

 1.字数を9割以上埋めること

 2.誤字脱字が無く、丁寧な字でかくこと

 3.構成がしっかりしていること

 4.稚拙な言葉を使わないこと

 

1.については当たり前のことのように感じますが、論文の字数は
1500字以内で、
書いてみると意外に字数が多く大変です。

9割以上となると、1350字以上を埋める必要があるため、何度か練習で書いてみましょう

因みに論文試験は鉛筆のため、鉛筆は5本以上用意して休憩時間には
鉛筆削りで削っておいてください。

 

2.についても当然ですが、公務員という職業上、誤字脱字や丁寧な字で書くことが重要です。

当たり前じゃないか!と思うかもしれませんが、論文を書いてみると思った
よりも時間がなく、急いで書こうとするとついつい、誤字脱字や、殴り書きになってしまうため注意です。

 

3.の論文構成というと難しく思うかもしれませんが、簡単です。

序章→要旨(結論)→具体例→まとめといった感じでまとめればよいのです。

素晴らしい内容の論文を書く必要はなく、無難な内容でまとめることが重要です。

ぶっちゃけ、特別区にそんなに素晴らしい論文が書ける人もいないので、
内容については、そんなに気にしなくて良いです。

 

4.稚拙な言葉を使わないこと、については、要するに公務員っぽい固い
文章を
心がけるとよいと思います。

わたしの場合は、家族に論文を見てもらい、言い回しなど、書き方を公務員っぽく修正してもらいました。

 

論文について、自分だけでは良し悪しがよく分からないことが多いです。

できるだけ、家族や周りの友人等(特に文章が得意な人)にチェックを
してもらい、
ブラッシュアップしていくとよいでしょう。

 

これまでにたくさん論文を書いてきたから、論文を書くのは慣れているよ!という人もいると思います。

特に理系の人は、研究論文を書いていると思いますが、公務員の論文はそういった論文ともちょっと違います。

公務員に求められる文章能力は、内容が素晴らしい、とか革新的なアイディア
である、というものではなく、必要な内容が書かれ、誤字脱字等のミスが
なく、区民へ見せても問題ない、という観点が重視されます。

 

実際、上司に仕事で添削してもらった決裁文書なども、必ずしも素晴らしい文章だ!とは思いません。

公務員の場合、「情報開示制度」というものがあり、区民等から要請を受けた
場合、それに関わる文書などの情報開示をしなければならなくなるリスクがあります。

そのため、「区民に見せても問題ない」無難にまとまった文章であることが最も大事なのだと感じます。

 

実際に、区民からの「情報開示請求」があった場合、自分で書いた決裁文書
なども
情報開示の対象になるため、ちゃんとした文章を書いていないと大変です。

「ここはおかしい!」「ちゃんと説明しきれていない!」といった、指摘される隙があるとまずいのです。

論文は、テーマ(問い)に対して、明確な答えを記載し、それを裏付けする理由を説明できるようにしましょう。

 

論文試験対策の進め方

論文試験は、次の流れで対策をしてください。

 1.自分が今まで経験してきた仕事を棚卸する

 2.過去のテーマについて、いくつかWord等で論文を書いてみる

 3.ブラッシュアップする(通信講座や家族の添削等)

 4.完成した論文を覚える

 

1.については、次で詳しく述べますが、いままで経験した仕事の棚卸をすることで、論文に書けるネタを探します。

 

2.についても、次で述べますが、過去の論文テーマから4つくらいをピックアップして、実際にWord等で書いてみます。

鉛筆で書く練習は論文をブラッシュアップして、完成した後の最終段階で構いません。

 

4つくらいのテーマで論文を準備しておけば、試験当日全く同じテーマで
なくてもどれか一つは関連する(掠る)ようなテーマが出るため、
準備しておいた論文を少しアレンジして書くだけでよいのです。

 

3.については、前述したように通信講座を利用したり、家族に添削
してもらう等して、
論文をどんどんブラッシュアップしていきます。

できれば2人以上の人に見てもらえると、違う観点からの意見がもらえ、論文の完成度は高まります。

わたしは通信講座を利用して論文の添削をしてもらいましたが、
公務員試験で重視される観点での指摘をしてもらえるため、とても役立ちました。

最初に家族に見てもらって、家族には良い!と言われた論文でも、通信講座では、バリバリと赤字で添削が入ったりしました。

そのため、特に論文に自信のない人は、通信講座を申し込むこともおすすめです。

 

4.の完成した論文を覚えるのは最終段階です。

この段階で、実際に鉛筆で論文を書く練習もしましょう。

わたしの場合、自分の書いた論文(5つ)を丸暗記しました。

ここまでやる必要のない人もいるかと思いますが、論文はどうしても苦手!
という場合は丸暗記しておいて、当日の論文試験に使うのが、最も簡単かと思います。

 

正直いうと、論文試験当日にテーマを見て書く内容を考えている暇はありません。

先ほどの論文のポイントで話した構成を思い出してください

序章→要旨(結論)→具体例→まとめ

このうち、「具体例」は自分の仕事等の経験の棚卸から引っ張り出したネタ部分になります。

「具体例」部分は、あらかじめ各内容をいくつか用意しておいて、すらすらと書けるようにしておきましょう。

 

これまでの仕事経験の棚卸

職務経験論文を書く前に自分のこれまでの仕事経験の棚卸をすることが必須です。

 

仕事経験の棚卸は、次のような手順で進めてください。

①自分のこれまで経験した業務を全て洗い出す

 例:○○製品開発(1年半)、△△製品保守(1年)、□□の営業(1年)

②①の業務について、それぞれ成功経験、失敗経験、苦労した経験を書き出す

③②の内容について、それぞれ以下のことを書き出す

 ・成功経験…どのような工夫で成功につながったか

 ・失敗経験…何故失敗し、何を学んだか、次は何に気を付けるか

 ・苦労した経験…どんな課題があり、どんな対策をとって乗り越えたか

 

上記の手順で棚卸された内容が、職務経験論文を書くための材料となります。

自分が実際に経験し、学んできたことを書くことで、文章に説得力を持たせることができます。

ここで棚卸された、あなたの経験が論文構成の「具体例」の部分になるのです。

 

そんなにすごい仕事経験が無い…と思う人もいるかもしれません。

頑張ってネタを絞り出してください!

例えば、製品や社内手続きのマニュアルを書いた、などでも良いです。

どのような課題があったため、どのような工夫をしながら取り組み、どんな結果(効果)が出たのか書きましょう。(そのとき考えていなかったとしても、後付けで書いちゃいましょう!)

必ずしも明確な結果に繋がっていなくても大丈夫です。

その場合は、少しくらいは内容を盛ってしまってもよいと思います(笑)。

 

職務経験論文の対策

職務経験論文は、毎年何か一つの業務に関するテーマが決められて、
「○○について、あなたの職務経験を踏まえて論じなさい」という形式で出題されます。

 

文章の構成・文字数の目安としては、以下のようにすると良いでしょう。

1.これまでの職務経験:150文字程度

(例)私がこれまでに従事した業務は~である。

2. 要旨(言いたい事の要約):150~300文字程度

(例)○○については、~が重要だと考える。

3.具体例(仕事の経験等)・意見:825~1050文字程度…

(例)以前○○の業務に携わった際、~という経験をした。
そのとき私は~の対策をとった。

4.結論・まとめ:150~250文字程度

(例)上述したように、○○においては~することが大切である。
今後の~にも役立てていきたい。

 

次に、過去に出題されたテーマを見てみましょう。

[平成30年度]

職務を進める上での【課題解決に向けた取組】について、
あなたのこれまでの職務経験を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

[平成29年度]

業務執行上の【リスク対応】について、あなたのこれまでの職務経験
を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

[平成28年度]

職場における【創意工夫】について、あなたのこれまでの職務経験を
簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

[平成27年度]

職場における【個人情報管理】の重要性について、あなたのこれまで
の職務経験を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

[平成26年度]

仕事を進めていく上での【チームワーク】の重要性について、あなた
のこれまでの職務経験を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

[平成25年度]

仕事における【コミュニケーション】の重要性について、あなたのこれまで
の職務経験を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

[平成24年度]

仕事を進める上での【スケジュール管理】について、あなたのこれまで
の職務経験を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて論じてください。

 

いくつかのテーマについて、あらかじめ準備をしておけばどんなテーマが
出たときも、準備していた内容のうち、どれかをアレンジすれば対応できます。

 

例えば、製品や社内手続きのマニュアルを整備した。というネタを使うとしましょう。

これは、「創意工夫」、「工数管理」両方に応用が利くネタです!

一つの経験であっても、見方を変えれば、色々なテーマに使えるため、頑張って自分の経験を掘り出してみてください。

 

わたしは上記に関連した4つのテーマ、「創意工夫」、「情報管理」、「チームワーク」、
「工数管理」
を選択して、書く内容を準備し、当日の試験(リスク対応)では、
「チームワーク」で準備した内容をアレンジして書きました。

「要旨」と「結論・まとめ」部分はその場で考えて、ちょいちょいと適当に書けばよいのです!

 

課題式論文の対策

課題式論文については、行政に関するテーマについて論じなさい、という形式で出題されます。

 

文章構成は、次の形式を参考にして書いてみましょう

1.要旨(言いたい事の要約):225~300文字程度

(例)○○については、~が重要だと考える。

2.具体例(自分の経験等)・意見:1050~1125文字程度

(例)以前○○のイベントに参加した際、~という経験をした。
私は~が重要な点だと感じた。

3.結論・まとめ:75~225文字程度

(例)上述したように、○○においては~することが大切である。

※文末は~である。~だ。という形で統一しましょう

 

さて、過去に出題されたテーマを見てみましょう。

[平成30年度]

1  行政運営の効率化と信頼性の確保について
2  区民への情報発信のあり方について★

[平成29年度]

1  区政運営における区民との協働について★
2  最少の経費で最大の効果を生む区政運営について

[平成28年度]

1  区民ニーズの把握と施策への反映について★
2  グローバル社会の進展に伴う行政運営のあり方について

[平成27年度]

1 行政におけるコンプライアンスについて
2 地域イベント開催にあたっての住民要望の調整について★

[平成26年度]

区民から喜ばれる行政サービスの提供について★
2 地域社会に必要とされる公園のあり方について

[平成25年度]

1 住民サービスとそれ関わる経費について
区民の声を生かした政策形成について★

[平成24年度]

1 民間的な発想を生かした行政運営について
住民と一体となった活力ある地域づくりについて★

 

課題式論文については、とても簡単です。

★マークをみると、どの年も必ず「住民参加」に関わるテーマが出題されています。

つまり、「住民参加」1つだけに絞って準備しておけばよいのです。

これについてもネタ作りのために、入りたい行政のイベント等に何か参加してみるのは良いと思います。

わたしも、自分の志望区で開催された住民向けの説明会に参加し、その内容を論文にも書いています。

実際に区のイベントに参加してみると、区の職員が働いている様子も見れる
ため、
入庁後の仕事について少しイメージもわきます。

 

平成30年度の「区民への情報発信」だけは若干、これまでとは違って
住民からの意見や要望の抽出のエッセンスが含まれていない気は
しますが、基本的には住民参加を少し改編した内容で書けばよいと思います。

 

区役所では、特に区民への対応、要望抽出、説明などの機会が多くあります。

(建築関係の部署ならば、民間事業者との調整が多いですが)

そのため、できるだけ区民からの要望を正確に抽出し、区民に寄り添ったサービスを展開していく必要があります。

論文でも、そういった観点を踏まえて書いていけば良いと思います。

 

一次試験から区役所内定までの流れ

特別区採用の1次試験を突破したら、次は面接試験です。

特別区採用では、最近は特に面接試験が重視されている傾向にあるようです。

中には面接が苦手な人もいるのではないでしょうか?

安心してください。きちんと対策をして、落ち着いて面接に臨めばきっと合格できるでしょう!

 

まず、区役所内定までの流れは下記のようになっています。(2018年度時点)

9月上旬 一次試験(教養・論文)
10月中旬 一次試験合格発表
10月末~11月上旬 二次試験(人事院面接)
11月中旬 最終合格発表・全体順位発表
11月中旬~順次 区試験(順位の高い順に各区から連絡)
12月~順次 区役所からの内定連絡

 

人事院面接が終わり最終合格後に、各区から連絡があり、区試験に合格
したら
、ようやく採用という流れになっています。

すなわち、最終合格となっても、各区の試験をパスできなければ内定となりません。

わたしは幸運なことに、第一志望区から面接の連絡があり、無事合格することができました。

区面接は正直あまり「落とすような」面接ではなく、今思えば最初から合格が
決まっていて、形式的なものだったのかな?と思いましたが、同期の中には
かなり厳しい面接だったという人もいたので、区面接でも落とされる可能性はあります。

 

特別区人事院面接

人事院面接は基本的に、エントリーシート(7月末〆切)で提出した内容にそって進みます。

つまり、エントリーシートを提出する時点で、ある程度面接まで見通した
志望動機を作っておかなければなりません。

4月・5月にはもう準備をはじめておきましょう。

他の公務員面接でよくある”面接カード”に相当するのが、ここに盛り込まれています。

 

最初に、面接のための想定問答集を作成しておきましょう。

下記の内容はほぼ必ず質問されるため、しっかり準備をしておいてください。

 

<準備必須の質問>

・志望した動機を教えてください。(特別区/志望区両方について)

・なぜ、今の会社を辞めようと考えているのですか。

・どうして民間ではなく公務員なのですか。

・今までの経験をどう活かせますか。

・採用後はどんな仕事をしてみたいですか。

・特別区/志望区の課題は何でしょう? 

 

その他に、わたしの場合は次のような質問もされました。

・円満に退職できますか?退職にあたり気がかりはありますか?

・今の業務の中であなたの役割は?リーダーシップを発揮した経験は?

・これまでに苦労した、辛かった経験は?

・周りからはどのような人だと言われますか?

・他の人とうまくいかないときはどうしていますか?相談相手等いますか?

・あなたの短所は?

 

一般的な面接と同じような内容を聞かれていますね。

こういった質問に対して、スムーズに答えられるように準備をしておきましょう。

特に、”志望動機”、”転職の理由”、”入庁後にやりたい仕事”は、面接の核となる質問なので、必ず答えられるようにしましょう。

基本的な面接での想定問答集や、マナー等の対策は、対策本等を利用してもよいでしょう。

 

面接でのポイント

わたしの感覚ですが、質疑応答の内容以外では、以下のことに注意をすると良いと思います。

1.入退室のノック、お辞儀などをきちんとする

2.面接での受け答えは、はきはきと自信を持って答える

3.きちんと質問されたことに答える
※分からない場合は素直に分かりませんと言ってよいです

4.表情は笑顔で、穏やかな口調で話す

 

区役所は業務では、区民からクレームや理不尽なことを言われることがあります。

こういった状況でも、落ち着いて、感情的にならず冷静に対応することが不可欠です。

面接では、質疑応答の内容以外では、上記のような点も評価ポイントとなっていると考えられます。

 

面接の服装、面接の練習

面接の服装は、経験者採用の場合も基本的にはリクルートスーツがよいでしょう。

周りの受験者もほとんどが紺か黒のスーツです。

 

女性へのおすすめはAOKIのプレシャスラインです!

フォーマルなのに、体にフィットして、スタイリッシュに見せてくれます。

当然おしゃれすぎるスーツはNGですが、面接では見た目による印象も重要
なので、
女性らしい自然で美しいフォルムのスーツは、面接でも好感度UPに繋がるでしょう!

↓↓

AOKIレディーススーツのページ


また、男性へもAOKIのスーツは、リーズナブルで無難な上、スタイルも良く
見え、洗濯可のタイプもあるので、おすすめです。

↓↓

AOKIメンズスーツのページ

新品でなくても構わない、という人はメルカリやヤフオクなどで購入しても良いでしょう。

女性の場合は順調に内定が出たら、スーツを着る機会は面接の2回と、内定者懇親会、内定式(I類採用)、入区式のせいぜい5回くらいです。

わたしはスーツを着たあとは、すぐメルカリで売ってしまいました(笑)。

男性の場合は、入庁後もスーツを着る機会があるので、ずっと着られるものを選んでも良いかもです。

 

ところで中にはあまり、面接が得意でない人もいるのではないでしょうか?

かくいうわたしも、自他ともに認めるコミュ障です。

お昼も一人で食べ、飲み会でもボッチになっていたりするレベルです。

別に本質がコミュ障でも問題ありません。

面接のときだけ、一時的に(自信が無くても)自身を持って話せるようにしましょう。

 

これは、何度も練習をすることで身に付きます。

面接に自信のない人は、家族などに面接の練習に付き合ってもらったり、
模擬面接を受けるなどして、はきはきと自信を持った受け答えができる(ように見せかけられる)ようになりましょう。

コミュ障のわたしでも合格したので、皆さんもきっと大丈夫です!

 

希望区の情報収集

最終合格発表後、2週間くらい空くので、この期間を利用して区面接の対策をするとよいでしょう。

具体的には、以下の対策をしておきましょう。

 1.区の志望動機を見直す

 2.区のWebサイトをみる

 3.実際に区役所を訪れる

 

これらの対策は、無事2次試験に合格し、第一志望の区からの提示が来る
ことが前提ですが
もし希望区の試験までこぎつけても、落ちてしまっては
元も子もないため、
時間のある限り早めに動き出したほうがよいです。

 

1.については言うまでもないですが、志望する区への志望動機をもう一度見直しましょう。

特別区人事院面接で聞かれた内容に加え、何故、その区に入りたいのか、
その区に入ってどのような仕事がやりたいのか、という質問に対して、
すらすらと受け答えできる必要があります。

 

志望動機については、準備している回答について深堀していくと、より強固なものとなります。

例えば、以下のような感じです。

 

区役所でまちづくりの仕事がしたい 

何故区役所なのか?

→現場で幅広い層の区民から意見を聞き、的確な施策を実施していきたい 

どのようにすれば、幅広い層からの意見を抽出できるか

…といった感じでできるだけ、志望動機をどんどん深堀するとよいでしょう。

 

2.については、1.にも繋がることですが、その区のWebサイトをみて、情報収集しましょう。

特に、区政情報にある区の基本構想や基本計画・指針等は区が今後目指す
方向性が書かれているため、一度は目を通しておいたほうがよいでしょう。

(隅から隅まで見る必要はありません。ざっとでよいです)

 

それ以外では、自分が希望する仕事に関わる資料には目を通しておくとよいです。

例えば区役所でまちづくりの仕事をしたい場合は、まちづくり指針や
マスタープラン等を
少しみてみるとよいでしょう。

実際に読んでみると、専門用語で書かれ難しい内容も多いため、概要等分かるところだけでも構いません。

わたしもまちづくりの指針を少しみてみましたが、正直よくわからないところが多かったです(笑)。

どこで、どのようなまちづくりが行われているのか、その区にどのような
課題があるのか、
などをざっくりと分かっているだけでもよいと思います。

 

3.については、必ずしも必須ではありませんが、近くに住んでいるならば、
一度は志望する区役所や街を歩いて、その
区の特長を見てみるとよいです。

例えば、街に外国人が多い、駅の出口が複雑で分かり辛い、段差が多く車椅子
の人に不便、
などその区の課題も洗い出せるとなお良いです。

…といっても、中々気づかないかも知れないので、区のHPに載っている
ビジョンなどを読んでから、街を歩いた方が良いかもです。

 

区面接で聞かれること

二次(最終)試験に合格したら、わたしの場合は合格発表日の午後に志望区から連絡がきました。

区からいつ連絡が来るかは、最終合格時の順位や各区の第一希望者の人数によって異なります。

全く希望していない区から、提示の連絡が来る場合もあります。

 

因みに、区試験の内容は区によって異なり、ほとんどは個人面接だと
思いますが、
集団討論等を実施する区もあるようです。

 

区面接では当然ですが、特別区で聞かれた内容に加えて、その区
(提示を受けた区)を何故希望するのか?入ってやりたいことは何か?ということをメインで詳しく聞かれます。

 

その他については、わたしは以下のような質問をされました。

・公務員を志望した理由は?

・今の仕事に満足しているのでは?(不満なのでは?というニュアンス)

・クレーム対応の経験はあるか。

・趣味は何か?(エントリーシート記載以外で)

・○○が得意なのか?(エントリーシート記載内容)

 

後半につれて、だんだんどうでもよい質問になっていったので、もしかして
落ちたのでは…と心配していましたが、
無事1週間後(12月末)に合格の連絡が届き、安心しました。

 

区面接まで来たら、合格まであと一歩です!

区からの提示が来たら、基本その区はあなたを合格させたい、と思っているはずです。

志望動機を見直して、当日落ち着いて受け答えができれば合格するはずなので、頑張ってください!

 

区からの1回目の提示で面接を受けた場合、ほとんどの場合は年内に連絡がくるようです。

※区の内部手続き等の都合で、年明けになる場合もあるそうです

 

たとえ、1回目の提示が来なかったり、落ちたりしても2回目の提示が
ある可能性がありますので、あきらめずに頑張ってください。

 

まとめ

教養試験

I類で受けるか、経験者採用を受けるかは、専門科目の勉強時間が取れるかや、
入庁後は早く昇格したいかなどを踏まえて決めましょう。

経験者採用の教養試験は、一般的には足きりレベルで3割程度の点数が取れ
ればよいため、基本的には、問題集を購入して自分で勉強するといった対策で良いと思います。

 

問題集を使って、自分で勉強するのが苦手な人などは、LECなどの公務員試験対策講座を検討してみてください。

 

論文試験

論文のポイントは、決められた文字数を無難な内容でまとめることです。

1.まずは、自分のこれまでの仕事経験の棚卸をして、論文のネタ作りをしましょう。

2.文章の構成は、要旨→具体例・意見→まとめ という流れでまとめれば問題ありません。

3.職務経験論文はいくつかのテーマ、課題式論文は住民参加のテーマを選んで、準備しましょう。

 

論文試験の点数は1次試験の合否だけでなく、最終試験合格時の順位にも影響するため、ここにどれだけ時間をかけて対策できるかで、最終順位、ひいては自分の希望する区に入れるかが決まります。

きちんと対策を取れば、必ず上位で合格できる点がとれるので、頑張ってください!

 

面接試験

人事院面接は、7月頃に提出したエントリーシートを内容がメインで聞かれます。

エントリーシート提出時点で、面接のための志望動機、志望する区でやりたい
仕事をきちんと固めておきましょう。

 

面接で必ず聞かれる、基本的な想定問答集の準備や、面接時のマナー対策は、
対策本等を利用してしっかりと準備をしましょう。

 

また、区面接については最終合格後になりますが、早めの対策をしましょう。

1.第一志望の区についての志望動機を深堀し、強固なものにしましょう

2.区のWebサイトで区政情報等から情報収集するとよいです

3.家が近くにあれば、一度区役所や街を訪れてみましょう

 

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経験者採用特有の面接対策や、模擬面接(回数無制限!)もコースに
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