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民間から公務員への転職を決めた理由 ~転職して後悔しないか?~

更新日:

民間でバリバリ働いているけど、正直辛い! 残業ばっかりで、自分の時間が全くない!

いっそ安定の公務員に転職して、毎日定時に帰って、趣味を満喫したい!

このように考えている人も多いのではないでしょうか?

 

わたしは2018年に、5年間働いていたIT企業のSE職を辞めて、特別区の事務職に転職しました。

今回は、転職を迷っている皆さんに、公務員(特別区)の実態を教えます!

公務員(特別区)への転職を考えている方は是非参考にしてください!

 

民間から公務員への転職を考えた理由

転職のイメージ

今、皆さんは様々な理由で公務員への転職を考えているのではないでしょうか?

例えば、以下のような理由じゃないかと思います。

公務員への転職を考える理由

 1.今の仕事がきついので、もっと楽な仕事をしたい

 2.定時に帰って、自分の時間をつくりたい

 3.安定していて、福利厚生も充実している公務員は魅力的

 4.もっと有休をとって遊びたい

 5.上司や同僚など職場の人間関係が合わない

 

更に、女性ならば次のような理由もあるかもですね。

 1.今の仕事を結婚、出産後も続けられるか心配

 2.今の会社で女性がキャリアアップを目指すのは難しい

 

おそらくですが、多くの場合は「今の辛い状況から抜け出して、楽な仕事をしたい!」という理由が大きいのかと思います。

まあ、私もそんな感じでしたが(笑)。

 

転職の理由がそういったものでも、全く問題ありません!

今よりも良い職場環境を求めるのは、当然のことです。

たまに(特に古い考えの人)、最低3年は勤めなきゃいけない、とか、会社に
恩はないのか、とかよく分からないことをいう人もいますが、無視して良いです。

むしろ、転職を決めるならより早く、若い内の方がよいのでは?と最近私は思います。

時代は昔とは違うのです!

 

但し、転職するならば、そこが本当に自分の望む職場か?よくよく考えてください。

あと、もちろんですが、面接ではポジティブな感じの、それっぽい転職理由を考えておきましょう(笑)。

 

わたしが特別区への転職を決めた理由

わたしが転職を決めた理由はこんな感じ(↓)です。

1.毎日定時に帰りたい

2.子供が生まれた後の育児が不安

3.夫の海外転勤についていきたい!

 

前の職場はIT企業で、多くの人は「ITはブラックだよね…」という印象を
持っていますが、実はわたしの職場はそんなに忙しくありませんでした。

但し、SEはプロジェクトが変われば仕事内容もがらりと変わるため、以前の
プロジェクトでは、毎日終電まで残っていたり、終電後まで仕事をしてタクシーで帰ることもありました。

(とは言っても、繁忙期のほんの一時期でしたが)

 

結婚をしてしばらく経ってから、考えていました。
「今はいいが、将来育児と仕事を両立させるのは、難しいのでは?」

これがわたしが特別区への転職を決意した理由の1つとなります。

 

そしてもう1つの理由は「配偶者同行休業制度」という制度です。

配偶者同行制度とは、夫(または妻)が海外に転勤となった場合、一緒に着いていくために休職できる制度です。

このときちょうどわたしの夫に、海外出向の話が来ていて、わたしは
「それなら海外に一緒に行きたい!」と思い「配偶者同行休業制度」がある特別区に転職しよう!と決意したわけです。

 

まあ、正直言って割と、勢いで転職を決めてしまった感はあります。

ある時、家でのんびりしながら何気なくつぶやいたときのことです。

私「区役所に転職しよっかなぁ…」

夫「ええやん!」

親「ええぞ!」

家族は皆、大賛成でした(笑)。

実際、私の両親(特に母親)は転職を何回も経験していて、仕事も頑張って、苦労していたので、
出産後のことを考えると、区役所で働くのは大賛成だったのでしょう。

 

皆さんが公務員や他の会社に転職を考えているなら、まずはキャリコネや
Vorkersなどで、転職先の会社の口コミを見てみてください。

会社の年収だけでなく、企業文化や会社の良い点・不満点などの口コミはかなり参考になります。

↓↓


特に会社の課題や不満点などは、前の会社の口コミを見ても、確かに…と
いった感じだったので、転職を決める重要な判断材料になります!

 

特別区は女性にとって働きやすい

女性の働くイメージ

特別区は女性にとって働きやすいか?答えはYESです。

公務員とひとくくりに言っても、国家公務員、地方公務員とあり、地方公務員にも、県庁、都庁、区役所、市役所と色々あります。

わたしは東京都に住んでいるので、地元の区役所か、都庁のどちらかにしよう
と思い、最終的には特別区(地元の区役所)にターゲットを定めたのです!

※因みに、特別区と都長は試験日程が被っているので、併願できないです

 

特別区を選択した理由は次の通りです。

 1.女性が50%くらいを占め、女性にとっても働きやすい環境である

 2.育児休暇や時短も取りやすい

 3.定時に帰れることが多い

 4.経験者採用で、試験勉強にそこまで時間をかけずに合格できる

 

実際に転職して、特別区は上記のことが全て当てはまります。

特に女性は、結婚・出産後の仕事と育児の両立に悩む人も多いのではないでしょうか。

特別区は女性の割合も多く、出産や育児についても周りの理解を得やすいです。

一例として、わたしと一緒に入庁した同期で1年目に出産、育児休暇を
取った女性がいましたが、入庁後1年目にも関わらず、職場の人も快く応じてくれていました。

仮採用期間(入社して半年間)に産休・育休とかとれるの!?とびっくりしましたが、
実際彼女はとっていたので、わたしにとっても、かなり励みになる出来事でした。

 

また、特別区には女性の課長や部長いるので、女性のキャリアアップも実現できます!

※当然、育児などとの両立を考えて、管理職にはならない選択も自由です

 

転職のメリット・デメリット

転職のイメージ

今、公務員への転職で悩んでいる皆さんは、転職のメリットとデメリットも良く知っておいてください。

メリット

1.現在の職場環境が変わり、心機一転できる

2.待遇が良くなる(予想)

3.自分の望む仕事(あるいは環境)になる

 

デメリット

1.1年目は給料が下がる(上がる場合もある)

2.新卒採用者よりも即戦力を求められる

3.職場環境が以前と変わり、すぐに馴染めないことがある

 

特に気になるのは、転職によるデメリットの方かと思います。

 

民間から公務員へ転職する人は、給料が下がることも多いです。

実際、わたしも給料はちょっと下がりました(年収で80万円程度ですが)。

ただ、同じく民間から転職したという同期は、逆に給料アップしていたので(残業もしてますが)、人によりけりですね。

また、新卒と異なり即戦力を求められるため、周囲の期待も高くなり、評価が厳しい傾向はあります。

 

そして、新しい環境にすぐに馴染めないこともあります。

ぶっちゃけ、わたしもそこまで今の職場に馴染んではいません。

さすがに5年間も勤めていると、前の会社基準で色々と考えてしまうので、
「え?そんなやり方するの!?」といった感じで色々と不満に思うことはあります。

 

とはいえ、転職することで、現状よりも満足度がアップする場合は、転職を決意しましょう!

 

転職を判断するための分析

分析のイメージ

 

じゃあ、どうやって転職(満足度がアップするか)を判断すればよいのでしょう?

たとえば、次(↓)のような分析を行い、転職先の会社をふかん的に見ることをおすすめします。

大項目 小項目 現在の職場 望む職場 転職を検討している職場
仕事 やりがい
仕事 女性の働きやすさ
環境 人間関係
環境 風通しの良さ
待遇 給料の良さ
待遇 有休取得率

 

例えば、上記のような表を作成し、小項目であげている「自分が重視する点」
に対して、
「望む職場」を◎、○、△、×で優先付けしてみます。

やりがいと給料以外、全部◎かい!そんな職場あるんかい!というツッコミは
一先ずおいて起き、理想は理想なので、好きなように優先付けしてみてください。

 

そして、現在の会社、転職を検討中の会社についても、◎、○、△、×で客観的に評価してみましょう。

こうすると、自分の望む職場と、転職後の会社がマッチするかどうかが明確になります。

 

上の表では、「望む職場」は「女性の働きやすさ」、「人間関係」、
「有休取得率」を
重視する一方「やりがい」、「給料の良さ」はあまり重視しません。

転職先の会社をみてみると、「女性の働きやすさ」、「人間関係」、
「有休取得率」が
◎になっていますが、「風通しの良さ」が△になっています。

転職先はほぼ理想通りの職場ですが、「風通しの良さ」を自分がどれだけ重視するのか、再度よく考えた上で、転職を判断しなければなりません。

 

公務員と民間企業の違い

違いのイメージ

次に、民間企業と公民の特長の違いをあげておきます。

民間から公務員に転職すると、中々考え方にギャップがあり、わたしもよく上司と喧嘩します(笑)。

あと、これは面接で聞かれたりもするので、よく調べておいてください!

民間企業

1.会社としての利益を出す(稼ぐ)必要がある

2.会社の利益のため、仕事の(お客様・案件等)取捨選択をする

3.利益の得られない相手とは取引をしない

4.短期的な成果、あるいは長期的では大きな成果を目指す

 

公務員

1.会社として利益を出す(稼ぐ)必要はない

2.公共の利益のため、お客様(区役所なら区民)に平等にサービスを提供する

3.マイノリティのための仕事もできる

4.公共の利益のため、長期的な目で事業を推進する

 

基本的には、区民の税金で仕事をしているので、区民目線で、区民に役立つ事業をしなければなりません。

また、公務員としては区民から文句を言われない、ように仕事をするというのもとても大事です。

 

特別区に入って感じたこと

上の内容をみると、公務員は公共の利益のため、目先だけでなく、長期的目線で
区民に平等にサービスが提供できて素晴らしい!公務員最高!と思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

わたしが特別区に転職して感じた良い点・不満点も記載しておきます。

 

1.よくも悪くも穏やかな人が多い

わたしの入った区には、穏やかでのんびりとした人が多いです。

基本的には、古い日本体質の組織のため、成果主義ではなく、年功序列の面が大きいです。

大きな成果を出しても、その分の評価がボーナスに反映されるわけではない
ため、民間時代と比べて、バリバリと仕事をしている人は少なく、民間との
ギャップで物足りなく感じることもあります。

 

これについては、良い・悪い両方の面があると思いますが、民間のときの
ような、ピリピリとした殺伐な雰囲気がなく、人間関係は良好のため、
ストレスは全くありません。

2.仕事の評価がボーナスUPにつながらない

通常、民間企業では半期毎に仕事の評価がされ、評価に応じてボーナス額に差がつくと思います。

特別区では、前年度の年間評価が次の年のボーナス額に影響しますが、
その額が非常に小さく、ほとんど差がつきません。

 

1.にも書いたように、民間企業のように、頑張って大きな成果を出しても
給料は増えないため、
モチベーションを保つのは難しいかも知れません。

一方で、基本的に年功序列のため、普通に仕事をしていれば、係長職や管理職
などにならなくても、それなりの給料アップが見込めます。

3.スケジュール管理の概念がない

IT企業では管理職はプロジェクトマネジメントをします。

すなわち、現在のプロジェクト(担当の仕事)がスケジュール通り進んでいる
か、
遅れている場合は、どこに課題があるか、その解決のための対策を検討し、部下に指示を出します。

 

一方、特別区ではあまりスケジュール管理という概念がなくわたしの入った
ところではタスク表も存在しませんでした。(
正直、これにはかなり驚きました)

 

特別区では(部署にもよりますが)仕事の明確な締め切りがないこともあり、
定時までにできるところまでやって、終わらなければまた明日やろう!
という考え方で仕事を進めているのかもしれません。

そのため、ほとんど残業が無く、定時に帰れるのは嬉しいです。(部署や時期にもよります)

今はほぼ毎日定時で帰れるため、プライベートの時間を自分の趣味や勉強等に使え、とても充実しています。

4.文書決裁がやたらと多い

特別区ではやたらと文書決裁が多いです。(電子決裁が導入されている区もあります)

外に出すメール文章など、係長が少し目を通してOKを出せそうなものでも、
必ず課長決裁を通さなければならず、民間時代の
スピード感に慣れている
場合、うんざりする
こともあるかと思います。

 

わたしも未だに文書決裁の多さには慣れていませんが、働き方改革の
進む中で、電子決済の導入など、
今後ICT導入による改善が進んでいくかと思います。

5.担当職員の裁量が大きい

どこの部署も人員が不足しているせいか、1つの係に1人しか担当者がいない場合もあります。

係の仕事は係長ではなく、主に担当や主任の若手がメインで進めます。

そのため、あまりチームで仕事をしている感じはなく、担当者の裁量が大きいです。

わたしの携わっている事業も、わたし(担当)と係長1人しかおらず、仕事はほぼ私がメインで進めています。

 

裁量が大きいと、聞こえが良いかもしれませんが、あまり部下の指導体制が
整っておらず、
自分から周りに聞いたり、判断したりする、自立性が求められます。

6.福利厚生は素晴らしい

公務員の福利厚生は言うまでもなく、素晴らしいです。

職員限定で加入できる保険や、お店や色々な施設の割引などがとても充実しています。

特別区は給料が安いので、こういった福利厚生はどんどん利用した方が良いでしょう。

 

公務員へ転職して後悔しなかったか?

後悔のイメージ

わたしはIT企業から公務員へ転職して、全く後悔しなかったわけではありません。

やはり、大学を卒業して5年間も務めていた前の職場や同僚には愛着があり
ましたし、
前の会社と比べて、公務員の仕事のやり方が違うために、とまどう場面も多いです。

 

しかし、現在毎日定時に帰ることができ、仕事後に趣味の時間を満喫しています。

もちろん、私の求めていた待遇面も保証されており、大いに満足しています

 

転職者のせいか、周りの同僚や上司と考え方がかなり異なる場面も
ありますが、周囲
もそういった異なる考えも比較的受け入れてくれます。

これまでの公務員のイメージとは違い、比較的自分の裁量で進められる
ことも多いため、今の仕事にはやりがいも感じています

 

総合的に考えて、わたしの転職は成功だったと確信しています。

 

まとめ

現在転職を迷っている場合は、転職先の職場について分析をしてみて、
自分の望む職場にマッチするかどうかをふかん的に見るとよいでしょう。

現在は昔とは違い、必ずしも1つの会社で一生働き続ける必要はなく、
新しい仕事にどんどん挑戦していく働き方もある時代です。

 

転職の理由は、どんなものでも構わないと思います。

もっと楽な仕事がしたい、プライベートの時間を充実させたい、
といった理由で転職するのも、選択の一つとして何も問題はありません。

(採用試験の志望動機としては、別にそれっぽい理由を考えますが)

皆さんが職場で重視するものは何か?それは、転職後の会社で
本当に得られるのか?をじっくりと考えて後悔のない選択をしてください。

 

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